柳生比呂士の憂鬱な日々

柳生比呂士の憂鬱な日々

あとがき、解説です。

おおお、一応、「あとがき」とかのコンテンツを、日記で作ってはいたのですが、とんと何も書いていませんでした。
いろいろ書いてみたくもあり、しかしどうにも照れくさくもあるので、いつも結局何も書かない事が多いのですが、どうなんですかね。

今回は、たまたま、フィリップ・マーロウを引用したので、それに関して。

どちらかといえば映画のセリフで有名であり、本文中で引用した
「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」 
は、「プレイバック」のセリフで、しかしおそらく一番手に入りやすいハヤカワ文庫では、
、「しっかりしていなければ生きていけない、優しくなければ生きている意味がない」
という訳になっていると思います。
尚、依頼主の人妻のキスを頂くのは、それとは違う話で「長いお別れ」（Long Good bye)の冒頭になります。

まあ、なんというか、粋でキザでカッコイイ、ちょっとマダオな探偵で、私は大好きなんです。
柳生は、『あんな人は、探偵とはいえません』などと思いつつ、そのハードボイルドっぷりを、ちょっと好きだったりするといい、と思ったりね。
ま、そんな感じです。