うちの父は、体重の100グラム単位の増減で一喜一憂するような乙女チックな父なのですが、音楽の好みもなかなかに年齢なりの乙女チックさが伺えます。ザードとか竹内まりやとか尾崎豊とかね。
で、実家に麻雀牌を返しに行ったついでに、なんかとつぜん竹内まりやを聴きたくなり、父に借りてきました。
CMか何かで「毎日がスペシャル」を耳にして、あーなんか久しぶりに聴いてみるかーという気になって。
私は普段はあまり和モノの女性ボーカルのラブソングは聴かないのですが、たまに聴くと、なんかものすごく照れるというかこっぱずかしいというか、でもたまにすごく聴きたくなる。そういう時に父コレクションは役立つんですけど……。
でも、「毎日がスペシャル」とか聴きながら、あーこれ、父が聴いてるのかーと思うと更にこっぱずかしくなるというか……。
勝手なイメージと言い分で申し訳ないけど、おとーさんのCD棚には、もっとエアロスミスとかストーンズとかRCサクセションとかハービー・ハンコックとかそんなのが置いてあって欲しい!
でも、いつか母が父のiPodを借りて旅に出て、帰ってきて「お父さんのiPodの中身って、なんか軟弱な感じだから」とかズバリ言ってすごいケンカになって、父に入れてもらってる母のiPodシャッフルの中身を全消しされたそうです。
まあそんなこんなで、「ボナペティ」とか「クワイエットライフ」あたりを、最初は妙に照れくさい感じで聴いていたのですが、ちょっと覚悟を決めて馴れて聴くと、こういった甘酸っぱさも悪くないななんて思いました。
そして乙女チック感とはあまり関係なく、突然に、手塚部長の話をUPしています。
まあなんていうか、ちょっとしみじみした気分が吉、という気になり。