ありがとう 夢のような あたたかい この夜を

 うわ、もうテニフェスから1週間！
あの夜の幸せ感はまだ生々しくて、ほんといい一日だった。
テニフェスが終った夜、ゆめごごちで有明を宿まで歩いてたんですが、その時にくちずさんだ唄は清志郎の「約束」。あの、月のきれいな夜には、ぴったりでした。こんな唄。思い出し書き。

『約束もしないけど　また今度　会いたいね
　ありがとう　夢のような　あたたかい　この夜を
　
　月が照らす　帰り道　きみのこと思い出して　こんどいつ会える
　忘れない　今日のこと　またきっと　会いたいね
　
　月が照らす　帰り道　きみのこと思い出して　こんどいつ会える
　約束は　いらないさ　またきっと会えるから

　ありがとう　夢のような　あたたかい　この夜を』

また、こんな楽しい一日があればいいな、約束はしてないけど、このみ先生はまたやりたいってたし、きっとまたみんなで会えるね！　と思いながら歩いた有明の夜。
しかし有明では、食事難民になったよ（笑）。
さて、そんな有明での思い出を、以下につらつら。

 有明前日は、郡上踊り最終夜の提灯行列。
そして６日の朝に妹と新幹線でわくわくの旅でした。
昼前くらいに会場についたら、おおおー、人すげー！　
なんていうか、こういうイベント初めて行くので、生でテニプリファンのお嬢さんがたをたくさん目にすることにまず感動だよ！
とりあえず妹とグッズ売り場をチェックする。まずは眼鏡を見に行く。
が、妹は「木手様の眼鏡にSっぽさが足りない」とのことで購入せず。わたくしは、乾の眼鏡が結構普通にかっこいいことにショックを受けて購入せず。どんだけ眼鏡に夢を持ってんだ！！
で、等身大タペストリーとかが売り切れなことにも感動。
グッズが売り切れていることを確認して満足したのですが、しかし私たちもやっぱり並んで何かを買うとかしたいよね、そういう熱気にライブで参加したいよね、と屋台に並ぶことに。
そこは姉妹で手分けして、氷帝のかき氷、タカさんのいなり寿司、比嘉のタコスなどをゲット。どれもなかなかにうまし！　いなり寿司は、サバも入ってたりしてなかなかよかった。惜しむらくは、割り箸の袋に「かわむら寿司」と書いてあったらいいのになあ。
ジャッカルのシュラスコも気になったのですが、立海の列はあまりに長くて断念してしまいました。
屋台で肉をけずってるのは外国人の人でなかなかいい感じだったのですが、見た目どうにもトルコのケバブ屋さんのような感があり、これもちょっと惜しい（笑）！
そんな感じで、野外のオープンスペースの熱気を十分に堪能した後、我々はおもむろに清志郎個展を見に原宿に。どれだけ欲張り（笑）！　ガンダムがあったらお台場にも行ってたね、きっと。
個展を堪能した後はまた有明に戻って、ほどよい時間に会場に並ぶ。
忘れてならない、サイリウムのライト。５色入り千円。ちゃんと１人1セット買いましたよ、これは！

さて、ライブのスタート。
今回よかったのは、出演者の方々が基本学校ジャージだったこと！　１００曲マラソンはDVDでしか見てないけど、なんだかあの時のキャストさんたちの衣装（？）は妙に不安感（？？）があったので、今回みたいにきっちりジャージになってるとすごく安心感があって、かつ学校ぽくてよかった。
オープニングが学校ごとの入場行進に、選手宣誓っていうのもほんとよかったです。こういう演出、いいですよね、大好き。
衣装の話の流れで言いますと、多分皆さん思っておられるとおもいますが、氷帝エタニティはすっごいよかったです。やっぱりああいうノリノリの本格的な衣装っていいな！　１００曲マラソンの時の白衣装より相当にグレードアップしてて、舞台マニアでヅカマニアの妹からも高評価でした。
私は結構岩崎さん好きなもので、妹に「氷帝エタニティの時は、あんたの超高性能双眼鏡を貸してくれ」と約束をしていたのに、妹もエタニティにはそうとう食いついており、双眼鏡取り合いでした（笑）。いや、私も持ってたんですけどね。妹のは、舞台見る用にかなりお高いものを持ってて、もんのすごく見えるやつなんですよ。探偵とかできそうなやつ。
さて、曲のセットリストなんかはアトラクションサイトにアップされてるようで、あらためて見て思い出してむふーんとなったりするのですが、前の日記にも書いたように海堂のLIVE！をやってくれたのがすごく感動でした。
だって、まさに会場も参加ですもん！　あのネタ曲（？）でここまで感動するとは！　会場の熱気でそのままファン参加型タイトルって感じで、ちょっとほんとに感動しました。しょっぱなからやってくれるぜ！
あと、大石の「恋風」が生で聴けてとても嬉しい。
スクリーンで桜の花の映像なんかを流して、近藤さんがそれとうまく動きをあわせて、かなりいい感じでした。
さて、今回は四天のキャストさんがぐっと増えたわけですが、一番おおーっと思ったのは銀さんの人。腹の底に響き渡る低音で、唄うまっ！　彼が登場して唄った時、妹と肘でつつきあって、「ちょっとちょっと、しぶっ！　唄うまっ！」と騒然としてましたよ（笑）。これもけっこう序盤の方の登場で、とにかく開幕からぐいぐいもってかれるぜ、私たち！！
１００曲マラソンの時はどうだったのかわかりませんが、今回のイベントは、結構「学校ごと！」っていう感がしっかりしていながら、学校を越えた交流もあり、みたいなとこがすごい楽しかったなーって思います。
「学校ごと！」っていうのは、学校ごとのトークみたいなとこがあったり、まあそんなんなんですけどね。　とにかく四天の時の歓声がすごいなーってびっくりしましたが、「学校単位」で出て来ると、私はやっぱり青学がいいなーってつくづく思いました。とても安心感があります。
個人的には川本くんの舞台慣れしてる感じが、こういう時はほんと映えるなーって思うので、彼が出場する夜の部を見れてよかったなと思うことしきり。
あと「学校を越えた交流」ってのは、例えば、「眼鏡を外す夜」で柳生が踊っちゃったりとかね（笑）、まあそんなもろもろなんですけど、そういう「おっ」っていう感じのちょっといい感じのにくい演出があって、それが結構ツボだったんですよ。
あと、えーとえーと、もうなんかいろいろあるんだけど、以下、箇条書きに！　
・乾の眼鏡祭はめちゃめちゃかっこよかったです。津田さんのパンクスちょういかす。
・真田はソロはなかったけど、全体的に美味しすぎる。マヨネーズとか。美味しいところ取りすぎるよ、真田！！「淋しい熱帯魚」では、Winkの無表情さのリアルな再現が、われわれ姉妹のツボにクリティカルヒット。
・ヤング漢の「豪火絢爛」はブン太不在が惜しまれるが、やはりみんな上手いし盛り上がった！大好き！
・何度も言うが、氷帝エタニティにはしびれます。
・竹本さんの髪型は、私はフツーに「おっ、よく似合っててかっこいいじゃないの」と思っていたので、なんであんなにつっこまれるのかと。ああいう顔の人は、ああいうハカセタローみたいな髪型は似合うと思う！　でも妹は「ヘン」って言ってた。
・諏訪部さんの跡部感は、やはり偉大。いい仕事しますな！って感じ。そうそう、「チャームポイント」で思う存分、氷帝コールをして雌ネコ化できたことは、今年の最大の慶事のひとつになりました。今までの人生、妹とは様々なライブや舞台に一緒に行きましたが、まさか姉妹で氷帝コールをして「ふっふぅっ！　ふわっふわっ！」と叫ぶ日が来るとは。。。。感無量宍戸亮。
・生アフレコを初めて見て、もうびっくり！　すっばらしい！　そして、仁王の人気にびっくり。仁王の絵が出て来た時の女子たちの歓声。。。　妹は二次創作系に関しては一切興味ない方なので、「一体全体、なぜ、あんまり出番もない仁王がこんなにも人気なのか？」と非常にびっくりしてました。『それは女子の妄想力のたまものだと思う』と言いたい姉でしたが、言えませんでした。
・テニプリっていいな、はなかなかいい唄だけど、皆で唄うにはちょっとむずいよ。
・最後にさりげなく、宍戸さんと千歳がジャージ交換。それこそスポーツマンだぜ！

とりあえずこんな感じ！　なんだかまだまだ思うとこあるけど、なんだか書ききれないよ！
そういえば、今回のテニフェス行脚、出発前とかとにかくばたばたしてたので、荷物もあわててまとめたりしてたんですが（ってか、1泊だし、双眼鏡とチケット以外忘れてはならないものはないけど）、私は何を思ったか、『40.5巻は要るんじゃない？』と思って持参してたんですよ。
一体、何でそんなことを思って持っていったのか、今となってはわかんないんですけど（笑）。
とりあえず、全てが終って宿に戻ってから、妹が改めてしみじみと40.5巻を読んでたから、持って行ってよかったのかもしれない。でも、一体どうして持っていったのか、ほんと自分で自分がよくわからん。
テニフェスは、妹も私も『ほんっとうに楽しかった。こんなに楽しいものとは思わなかったし、こんなに完璧な楽しさはなかなかない』という感想。
ほんとうにほんとうに、

ありがとう　夢のような　あたたかい　この夜を

忘れない　今日のこと　また今度　会いたいね